観劇とステーキの日

休日。

午後から王子へ。観劇。
ENBUゼミナール卒業公演「牛久沼２」(@王子小劇場)を見る。
ENBUゼミを受講している若者たちが出演する公演。今回はナカゴー・鎌田さんの作・演出による。
去年見たほりぶん「牛久沼」から20年後を描いた続編と聞いて、あの作品、続編も何もないだろうと思っていたが、きっちりと正統の続編だった。前回の登場人物の子供が主人公という時間のスケールの大きさ。
面白かった。あの逆回しは、やはり感動的。涙を流して笑ってしまった。あとで聞いたらあの場面だけで15分あったそうで。すげえな。

俳優の安心感とは何かと考える。体調不良者が出たとのことでナカゴーの篠原正明さんと川崎麻里子さんが代役で出ていたのだけれど、二人の圧倒的な安心感よ。急遽の出演なのに、見ていて圧倒的な安心感があった。安定感とは違う、安心感。
篠原さんなど見ていて何をしだすかわからない振り切り方なのだけれど、それでも感じる安心して見ていられる何か。
あの差は何だろう。

見終わって、とてもいい天気で次の予定まで時間があったので、思い返しつつ歩く。王子から浅草まで二万歩近く歩いた。

浅草で友達と会い、ステーキを食べる。牛久沼の影響でうなぎを食べたくなったが、いろいろあっての折衷案で、ステーキ。ものすごくうまかった。
のち、ちょっと飲む。

また少し歩いて帰宅。

明日は雪とのこと。寝る。