今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

いわき行きの日

sekaihige2018-08-11

朝から常磐線でいわきへ。


特急でも3時間くらいかかるようだったので、特急料金を払うほど到着時間が変わらないので、普通電車で向かう。4時間ちょっと。
のんびり座って行けると思っていたが、お盆休みとひたちなかでのロックフェスが重なってひどく混んでいた。
水戸の乗り換えでそばを食べ、いわき駅へ。去年の二本松に続いて、二度目の福島旅。


観劇。
福島県立いわき総合高等学校 芸術・表現系列(演劇) 第15期生卒業公演
「春母夏母秋母冬母 いわき総合高校ver.」(@いわき芸術交流館 アリオス小劇場)。
初夏に羽衣で上演した、深井さん森下さんの二人芝居を、ところどころ言葉が高校生にも適切なように変わった以外は、基本的にはそのままの台本で上演。


一番の変化は出演者の数。17人。それにより糸井さん演出も大きく変化。舞台美術は金井さんのものを踏襲しつつも、平井寛人による全く違うものに。
木皮くん振付けによるオープニング群舞が加わり、物語の軸となる夜の公園のこなことゆきゆき以外は全て複数人で演じられる。
個人的なお話であり、普遍的な物語でもあることがよりはっきりとしていた。
高校生たち、すごくまっすぐに取り組んだのだろうなということが見ていてひしひしと伝わってくる。「性」は控えめだが「生」と「正」のエネルギーがとても強い。
新しい作品として、楽しんだ。素敵。


羽衣メンバーも多く見にきていたり、東京から来ている方も客席で多く見かけた。


高橋、昼夜二回観劇し、終演後のお酒の会(もちろん学生はいない)に混ぜてもらった。
いわき総合高校の先生たちとも話せて楽しかった。高橋にとってはいわき総合といえば10年以上前に見た前田司郎さん作・演出のいくつかの作品で。あの頃の学生さんが、今は先生になって母校に帰ってきたりもしていて、なんだかとても良い循環だなあと思った。
ごはんもおいしい。


終えて、深夜にいわき総合高校へ。木皮くんと寛人が長期滞在している学校内の施設に、森下さんと一緒に高橋も泊めてもらった。


寝る。よい一日。
演出助手も兼ねている寛人が、学生さんたちにも学校の方々にも親しまれていたのがなんだか嬉しかった。



と、写真は、10月に出演する「アンチカンポー・オペレーション」の、チラシの高橋部分を拡大したもの。詳細がいろいろ発表されました。
https://fujiomoral.wixsite.com/last-match