ひどい寒さの日

仕事。ちょっと遅めまで。

ものすごい寒さ。これは。冬とはこんなに寒いものか。明日はもっと冷えるという。低温注意報とは、何だ。帰り道、駐輪場の屋根からつららが伸びていた。あそこまではっきりしたのは東京では初めて見た。
手袋苦手だが、厚手のを出した。

夜、天ぷらそば。日本酒。あたたか。
本読む。面白くてまた寝るのがちょっと遅くなる。

小説。
前田司郎「愛が挟み撃ち」(文學界2017/12月号)読了。
とても面白かった。題材はこの間読んだ辻村深月「朝が来る」と重なる部分もあるのだけれど、全く違うアプローチ。
ところどころの馬鹿馬鹿しい会話の入れ具合がとても素敵。それにより、息を詰めすぎずに読める。
自分の根本的な駄目さについて。大丈夫、それはお前ばかりではない、と言ってもらえている気がした。絶対そんなことは言っていないのだけれど。

と、同じ雑誌に載っていた戌井昭人さんの小田原紀行も面白かった。