今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

高校生と話す日

朝から駒場東大前へ。


東京都高校演劇連盟山手城南地区×ざんぱら企画共催「冬の劇づくり講習会2017」(@筑波大学附属駒場高校)に講師として参加した。高橋は4回目の参加。
山手城南地区を中心に、東京都の高校演劇部生が集まって、4時間くらいの稽古時間で、講師を中心に一つの作品をつくり発表する。
というところまで、初めましてから解散までを1日で全てやるというワークショップ。
講師は21人、複数人で作るものもあり全14組。今は演劇に関わっていない人、高校演劇の指導者として活動している人、今現在も俳優として活動している人、別の形で演劇に関わる人。多様な人たち。
学生は、全部で100人くらい。チームへの振り分けは生徒さん個々に選んでもらい事前に終わっている。
高橋は1人ずつと話したいので少人数がいいと希望していたところ、集まってくれた3人の高校生と作品を作った。


最終的に発表をする以上、参加してくれた子たちが後悔するものを作るわけにもいかない。本人たちも楽しく、見ている側も愉快なものを作りたい。でも、初めましての挨拶から、必要ならば台詞も覚えることも含めて4時間しかない。そんなこと出来るのかと、毎年このワークショップの近くになると胃が痛くなる。


詳しく書くと長くなるので割愛するが、最終的にはすごくちょうどよく、かつ面白いものが作れたと思う。高橋が意図していた部分を踏まえた上で、3人の高校生たちが緊張しながらのびのびやってくれた。から、客席の100人も参加させて巻き込むことに成功した。ひとまず一安心。
今回やった「私会見」という形式は、もっと練りこめばいろいろ使えるのではないか。ちょっと考えてみよう。



無事に全組終わり、講師と顧問の先生たちとで飲みつつ反省会。
楽しく飲んで、帰宅。活気と熱気がある、良い会だったと思う。


何ヶ月も前から、今日のことが気にかかって胃が痛くなるほどだった。無事終わってよかった。

今日一緒に作った3人が、演劇にはいろいろあるのだなあと思ってくれたら良いな。


漫画読んで寝る。
丹羽庭トクサツガガガ」11巻。