2016-06-20 犬の小説の日 仕事。曇り。ひどく蒸し暑い。時々雨も降る。 疲れていたが、一駅歩く。 夜、冷しゃぶとビール。からだを冷やしてくれる野菜を食べる。うまい。季節にあった食事。 小説。 姫野カオルコ「昭和の犬」読了。 一人の女性の年代記。3歳から50歳手前まで。人生の中で出会うたくさんの犬と、その周りの人たちとの関わり。 大きく何かが起こるわけではなく、淡々と、ユーモラスな表現を交えつつ、書かれる人生。丁寧に、けれど過剰にならずに。 温かい気分になる。ああ、犬よ。 何故だか、自分自身の今の年齢を強く意識させられた。