労働して読む

晴耕雨読の羨ましい生活ではなく。働いて、帰ってきて、読む。


年末から読んでいた、伊集院光「のはなしさん」を読み終える。


今の自分に、たいそう、面白かった。
最近もやもやと感じていることだったり、思っていることだったりを、同じようにうろうろしている人がいるのだということだけでも、とても勇気がわいた。虚飾がないので素直にそう思える。
笑いながら頭を抱えられる、とても面白い本。と思っていたら最後のはなし、先代円楽師匠のお通夜があった一日のはなしで、不覚にも泣く。


久々にゆっさゆっさと揺さぶられた。