今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

維新派を久しぶりに見る

nostalgia

今日もお芝居。
維新派nostalgia <彼>と旅をする20世紀三部作 #1」(さいたま芸術劇場 大ホール)を見た。維新派、4年ぶりの関東での公演。


独特な言葉のリズム、音楽、繰り返される不思議な動きなどの心地よさは相変わらず。美しくて体も心もざわざわしたりした。
が、今までと違うと思われる部分もいくらか。意味のあるせりふを語る場面があったこととか。コンセプトである「喋らない台詞、歌わない音楽、踊らない踊り」からは少し外れている。
それによって、いつもと比べて格段に話の筋が理解しやすかった。だからといって、いつもより良かったかというとそういうわけではなく、何故だか物足りなさも感じたりして。何故だろう。三部作の一つ目だから謎をいくらか残したまま終わったからというのもあるとは思うのだけれど。
あと、少年王者舘が(天野天街が)ここのところ使っている、映像と役者の同調・融合のさせかたと似た手法を使っていた。とはいえ人数もサイズも規模が全く違うので、もうそれだけでも違うものになっていたのですが。


何にしても、相変わらず唯一無二の素晴らしい舞台だった。