古いお家でお芝居を見る

ク･ナウカ若手演出家シリーズ「山の巨人たち」(和敬塾本館/旧細川公爵邸３階)を見た。
最近お芝居をよく見ている気がします。大学生の時より見ている気がして、ああ、と思いながらも、見ます。


若手演出家シリーズ。ですから演出はいつもの宮城氏ではなく、深沢襟氏。台本はピランデルロの。
何か氏まで名前のように見えますが、敬称です、「氏」は。難しいです、そういうのは付け方が。
この台本の基本を拡散させずに見せるのは、とても難しそうだなあと。そういう印象。正直、私にはよく分からなかったのです。
あと、知りませんでしたが、このお芝居では劇場になった和敬塾というのは大学生のための男子寮なのですね。柔道家が集まる場所っぽいなあと何となく思ったのですが、半分当たりのような外れのような。




あと、昨日の「鵺」関連でさっき思ったこと一つ。
今年から岸田戯曲賞の審査員が大きく変わったこともそれに影響しているのかなあと。太田省吾氏とか竹内銃一郎氏などが抜けて宮沢氏とか永井愛氏とかが入って、代がわりの。
「氏」は何度も書くとうるさい気がします。