今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

野球の話以外、マシンガン打線

今日は野球の話ではありません。日本シリーズは楽しみですし西武の犬伏が引退することに対しては心からお疲れ様でしたと言いたいですが、そうではなくて、それ以外の話をします。そういう日です。




まずは、
この間の文藝賞を獲った、15歳で受賞とかそういうあれもあって話題になっていたそうだけれど、三並夏の「平成マシンガンズ」(文藝 2005年冬季号)を読む。
物語が新しかったり面白かったりするわけでも、キャラクターのつくりがしっかりしているわけでもないのだけれど、言葉の選び方でうまく持っていく感じで。とてもさらさらと読めます。
タイトルは好き、ダサさが。ベイスターズっぽいし。
角田光代の選評が一番言い得ていて、田中康夫が褒めすぎているなあという印象でした。
もう一本の文藝賞青山七恵の「窓の灯」は機会があれば。


それから深津篤史の戯曲「うちやまつり」を読んで、面白いなあと感心。湧き出している気持ちの悪さが何ともいえず。
後でもう一度読み返してみよう。






そして、
第11回日本劇作家協会新人戯曲賞の一次選考通過作と、最終候補作が同時に発表されました。
前にも書きましたが、私は新しいのが書き終わらなかったので「夕方の限界」を出しました。そしてすいません、未だに書けていません。
しかし残念ながら今年も駄目でした。去年(「宇宙 日本 武蔵野」)と同様二次選考で落選です。
去年は一次を通ったという嬉しさが先行して結構喜んでいたのですが、今年のはいろんな人の力を借りて、「宇宙〜」よりも良く書けていたと思っているので、悔しさばかりです。もう、本当に。ものすごく。


けれど二年連続でそこで駄目だということは、決定的に何か、勉強とか工夫とか経験とか、が足りないということだと思うので、改めていろいろ考え直します。


そして、ものすごく悔しいので新しいのを書きます。
そのために今まで書いていたものを一度御破算にすることにします。で、もう一度きっちりと練り直して書きます。最低でももう一本は何が何でも書くことにしました。
考えてみたら、長いのはまだ2本しか書いていない。




ので、これからも皆様よろしくどうぞお願いします。