北千住で観劇する日

仕事。

終わって、北千住へ。観劇。
近場で観劇、うれしいな。わくわくしつつ、BUoYへ。
新聞家「白む」(BUoY北千住アートセンター)を観る。

行きたく気になっていた北千住アートセンターの中へ、ようやく。
地下と二階があるようだが、今回は地下。元銭湯だったというスペースへ。まだ、まるきり廃墟だ。看板もないし、明かりも暗いし、外にチラシさえ貼られていない。本当にここなのかと不安な気持ちで建物に入り、地下へ。蛍光灯の下に椅子が円に並べてある。受付らしき卓もある。よかった、ここだ。
浴槽やシャワーがのこっているし、壁も天井も床もコンクリむき出し。元銭湯の廃墟として、そのまますぎるのではないか。それはそれでいい雰囲気だし、好きなのだが、ちゃんと加工したスペースとしてこれから稼働できるのだろうか。足立の演劇に関わる人間として、ここへの期待は大きい。劇場としてしっかりしてくれることを望む。
広さはかなりのものだ、どう使うのかな。ワンフロア小劇場にするにはちょっと広すぎる。感じはとても好み。

新聞家、初見。
正直、帰ってきて思い出すと、本編より終了後の質問会の方が印象に残っている。高橋のかなりどうでも良い質問にも丁寧に答えてくれた。村社さん、真面目な方なのだと思う。
あの変てこな作風は、今回だけで判断してはいけないのかもしれない。もう一度見ると思う。
でも、いろいろな気配りが不足しすぎている印象。ここでできることはもっとないか。

牛田駅まで歩いて電車。
ああ、足立区でこういう前衛劇を見られることはうれしい。高校時代に欲しかったよ。