今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

ひとりづつ、元気そうでうれしい日

仕事。
午前中雨、午後からは曇り。だいぶ冷える。10月なのだから秋だ。


夜、早稲田へ。舞台を見る。
テスト・サンプル06「ひとりずもう2」(@早稲田小劇場どらま館)
サンプル劇団員による一人芝居オムニバス。
松井周さんと俳優各々が一緒に作った台本を、15〜20分、基本的には音もなく照明も地明かりの素舞台で、一人で自ら演じる。
奥田洋平さん→野津あおいさん→松井周さん→辻美奈子さん→古屋隆太さんの順に。
普通の人の、変な(変に見える)部分を色付けしている、というところが全作品に共通しているところか。それがサンプルの劇団としての色かもしれない。でも、いるよ。あるよ。
馬鹿馬鹿しさも美しさも緊張感も愛らしさも、突き詰めて突き詰めてすごくストイックに作られていて、どの作品もとても面白かった。
古屋さん以外の四人は、四年前のテスト・サンプル02の時に濃密な時間を一緒に過ごさせてもらった友人たち。普段会うことなどないけど高橋は勝手に友人だと思っている。一人一人出てきてその元気な姿を、俳優として全力で戦っている姿を、ゆっくりと見せてもらったことも良かった。強く刺激を受けた。俺も甘えずにがんばろう。
松井さんと奥田さんのトークも面白かったな。おかしかった。

っていうのを抜きにして、単純に面白い舞台だった。ばらばらなようで、一貫したものがある。劇団として集団として培ってきた、色と力。


終演後にすこし皆に挨拶して、帰る。制作の冨永さんにも久々に会う。仕事中だからか眼鏡が新しくなっていたからか、より大人な雰囲気になっていた。あの眼鏡いいな。本人には言えなかったが似合っていた。



ビールを飲みつつ、一人で少し歩く。腹が減ったからラーメンを食べようかと思ったが、最近多いのでとりあえずよして、飯田橋から地下鉄で帰る。
帰り、唐揚げがすごく食べたくなったので、日高屋で唐揚げ定食と三個餃子とビール。日高屋の唐揚げ、以前より美味くなっていた。ころもがよかった。満たされた。


帰って、3月のライオン、アニメ版を見る。作品の面白さを丁寧に、雰囲気を活かして。自分が思う新房監督の持ち味も存分に。半年間楽しみだ。
台本を読んで、寝る。