今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

東西線に乗る

風邪気味。お腹が痛くないタイプの。


中野に行き「贅 プレビュー公演『ゴッド セーブ ザ クイーン』」(劇場MOMO4階稽古場)を見る。前に薦められたイキウメの前川知大氏が脚本で、タダだということなので、行く。
で、思ったこと。
前川氏の他のものを見たことないのではっきりとはいえないけれど、脚本はあってもなくてもいいくらいのやっつけな感じでと言われていたのではないかと。そういう、引っかかる部分のないお話で。
で、さらに「ああ」となったのは、(多分)台本などどうでもいいという部分も含めてやりたかったのであろう(パンフレットとか、サイトに書いてあることから、そうなんじゃないかと推測される)演劇の方法が失敗していたと思われることで。ただの悪ふざけになっていた。ああいうの、昔稽古場でエチュードだと称して遊んでる時に、見たりやったりした。
いや、もちろんそれとは違って、偶然と思いつきに見せかけた仕掛け(例えば、舞台袖の役者が客席の脇にいたスタッフの人に何かこそこそと言うと、そのスタッフだと思われた実は役者の人が台本を持って舞台に上がり、台詞を勝手に言うことで徐々に役の一つを侵食して最後には取って代わってしまう、みたいなの)によって展開されていたのだろうけれど、そう見えたという話。ただ「これ面白いんじゃね」みたいなのでやっているように。でもそうすることで良くなって面白くなる場合もあるのだし、これがどうも駄目だったっていうところのあれにはならないしなあ。
もういいや、難しい、説明。でもまあ、そんな具合で。






→上の部分まで書いてから分かったこと↓
調べてみたら違った、台本は以前にイキウメで短編集の1本として上演されたものだそうで。勘違いすみません、ただ私の好みに合わなかったというだけのことで。そう考えるとちょっとそこに対しての言い方だけはひどいような気もする。
いや、でもやっぱり見終わった後にはそう思ったので、一応書き直さないでそのままあれで。思ったものは仕方ないということで勘弁してもらって。