東中野に行く

「阿部一徳の ちょっといい話 してあげるvol.9『ぼくは７４７を食べてる人を知っています』」(スペースRAFT)を見た。
ク・ナウカの俳優・阿部一徳による一人芝居というか、朗読劇でもなく、そういう実験というか。小説をまとめたものを、読むのではなく、覚えた上で語るというもの。方法は講談に似ているのか。
途中なんだか疲れながらも、しっかり聞く。１時間半そういう形式で一人というのはやはり見ている側がなかなかしんどい。内容の問題もあったと思うけれど。


帰り道、東中野のブックオフに「サロメ (岩波文庫)」があったので買う。福田恆存訳。
読んだこともなく、話の内容も全く知らないので。




お金はないのだけれど、昼ご飯を質素にしたりお酒を少し削ったりしてでも見ようと思えるお芝居がもっとあればいいなあと思う。この何年かそういうの減る一方な気がする。