アニメの方の時をかける少女を見る
とりあえず携帯から、メモ程度に。
劇場アニメ版「時をかける少女」を見に新宿に行く。監督は細田守。
上映館が東京ではここだけだというせいもあり、立ち見も一杯の大混雑。もっと増やせば良いのに。
映画は、とても面白かった。あんなに最初から最後まで集中して何かを見たのは久しぶりな気がする。
原作に対して敬意をはらったうえでしっかりと咀嚼をして、それとは全く違うヒロインを登場させ、新しい物語を作る。なのにそれははっきりと「時をかける少女」で。原作の主人公がこっちでは叔母として出てきたりするし、とかそういうことではなく、取り組み方と根本の空気とか。
何かに向かってゆらゆらしながらもしっかりと全力で走ったり転んだりする人を、照れくさくなく。しかしよく人が走っている映画だった。
じんわりと、とても良い映画。