今日のひげ

FUKAIPRODUCE羽衣メンバー。俳優・高橋義和のブログです。現在はブログはほぼ休止中です。

お芝居のこと

7/19の宮沢章夫氏の日記で、
『むかし、別役さんにお会いしたとき、劇を直接観るといろいろなものに意識が翻弄され、劇そのもの、構造などがよくわからなくなるので、戯曲は読むが、舞台は観ないという意味の話をしていたのを思い出した』
という文があった。
私もお芝居を見ている途中で何だかやり方とかにびっくりしたりしてお話に戻るのに時間がかかってしまうことはあるけれど、多分そういう話ではないだろう。いろんな著作も読ませてもらったが、どんな人なのかがやっぱりつかめない、どんな人なんだろう。劇を直接見ないのに、それでも戯曲を百本以上も書いているとはどういうことなのか。いや、大好きなんですが。別役実氏。
あと、宮沢章夫氏の日記に触れることが多いのは、他に演劇関係の情報をほとんど見たり読んだりしていないから。宮沢氏も好きなのです。
で、宮沢氏がその別役氏のエピソードの後に書いていた文章
『けれど戯曲だけでは伝わらないことは確実にあり、だからこそ舞台は面白いのだろう。』
当たり前なのだけれど、私は何だか最近本とかビデオで満足しがちになっている。だからやっぱり何か見に行きたい。
そう思ったので見たいのがないかといろいろ調べてみたが、なかなかこれはというのが無い。だったら先週末の矢内原美邦氏の舞台見に行っておけばなあと思った。酒を飲んだりしていたらすっかり逃してしまっていた。ニブロール、機会があったら行こう。
でもそんな風に悠長なこと言ってたらたぶん一生行かない。機会があったらとかそういうあれでは駄目だ。一つ気合を入れて舞台を見に行こう。何か面白そうなのを。
けどそれがとても難しい。「何か面白そうなの」って何だ。




あとは、anonymassが新しいアルバムを出すらしくてうれしい。楽しみ楽しみ。
http://anonymass.web.infoseek.co.jp/index2.html




うわあ、長くて読みにくい。もっとまとめられるようにします。


とにかく、そんなことを考えながら日本劇作家協会に去年の復讐をするために台本書き。