ひとり金沢観光の日

朝６時前に金沢駅に到着。初北陸。
バスを降りる前まで雨が降っていたが、晴れた。寒さもそれほどではなし。

早朝で人がまばらな中、徒歩でホテル。荷物を預かってもらい、とりあえず、一度も見たことがない日本海を見てみようとバスで大野港へ。釣り人が何人か、波は穏やか、日もあたたか。缶ビールを飲みつつしばらくのんびり。
のち、町に戻り、近江町市場。どじょうの蒲焼き串を食べつつ、うろうろ。ジョイフル三ノ輪商店街の店を全部魚屋と八百屋にしたような市場。活気があって楽しい。
昼飯に海鮮丼。うまい。

から、金沢城公園と兼六園。広くていいな。紅葉はまだ。
そして、金沢21世紀美術館へ。無料で見られる展示も多く、地元の人にも親しまれているよう。360度ガラスで囲まれた円柱の建物は明るくて、とても気持ちが落ち着く。近所にあったらただここで座りながらぼーっとしに来たい場所。

ホテルの大浴場で一風呂浴びてからまた散歩。武家屋敷の町並みを見たり、片町・寺町の特に何もないけれど好きな雰囲気の路地をぶらついたり。
夕飯、香林坊の宇宙軒食堂で、とんばら定食。豚バラを焼いて独自のたれをかけただけのものなのだが、ものすごく美味かった。通いたいくらい。店の雰囲気もほどよい古び方のザ・定食屋で。白飯も美味かったなあ。大きな鉄板で肉を焼き続けるご主人を見ているだけで、これは美味い店だ、と。

歩いた歩いた。もう二・三日ぶらつきたいが、明日には東京に帰らなくてはならない。

ホテルに戻り、また大きい風呂に浸かってから、ビールと市場で買った日本酒を飲んで寝る。
金沢、また来よう。